赤羽くらしのQ&A 取材レポート
赤羽くらしのQ&A参加企業である、『株式会社らいふ保険サポート』の田中さんに
「投資」について取材したことをまとめました!
(東洋大学 福祉社会デザイン学部社会福祉学科 1年 上野ひらり)
株について
まず基本の株について教えていただいた。
会社を使って大きなことをしたいときに、お金を募るために『株券』というかたちで株式を売る。そして配当で恩恵を返す。つまり、株はお金を集める仕組みとなる。企業を知っている人が株を買えるのだが、そうなってしまうと株を買ってくれる人が限られてしまう。しかし、上場株式ならば上場している株は誰でも買うことができるため、世界中の人が株の取り引きができる仕組みになっている。そして、株には最低取引単位、単元株数というものがあり、学生に分かりやすいよう、某飲食店を例に出して説明をしてくださった。
Nisaについて
株で儲かった分(利益)は約20%を税金で納めることになっている。しかし、NISAは一定額まで税金がかからない。田中さんは投資初心者にはまずNISAを勧めているそう。金融機関によっては月100円単位から始められ、ポイントもたまるところもある。学生として月100円という少額で始めことができる点で投資を始めることのハードルが下がった。
お客さんには少額の投資を続けて、気が付いたら上がっていたという話がよくあるとおっしゃっていた。金額の設定は毎月変えることもできる。投資金額が少額になると利益はあまり見込めなくなってしまうが、経験としての投資ができるという点でも、学生のうちから投資を始める価値があるのではないかと思った。また、NISAは国が推奨しているため、安心して投資をすることができる。
積み立て投資の効果
投資には単利と複利の二つに分けられる。仮に元本(元手)を100万で考える。単利とは最初の元本(この場合100万円)にのみ利息が付くもの。1年間で運用が1%できたとして1万円、2年目も同じく1%運用して1万円の利益が出る。一方複利とは元本と利息を運用する。1年目は単利と同じく元本100万円を1%で運用し、2年目以降は増えた分を含めた101万円に対して1%運用となる。この説明から積み立て投資は時間をかけるほど複利の効果が高くなる。
学内の学生からは「学生のうちからNISAを始めたほうがいいのか」という質問が寄せられていたが、この答えとしては、投資を早く始めたほうがいいという結論に至った。
投資のリスク
投資には元本割れするリスクも潜んでいる。金融業者は儲かると言い切ってはいけないという法律も定められている。また、リスク(変動の振れ幅)を完全に回避する方法はない。
リスクを減らすためにドルコスト平均法という毎回「一定の金額」で定期的に購入する投資手法がある。価格が高いときは少なく、安いときは多くの商品を買えるため、下がることにおびえる必要もない。ただし、投資は長期で運用することが重要であるため、長期保有を前提とした方法(積み立てNISA)がよい。
国民の意識の違い
アメリカと日本を比べた投資意識調査を基にしたグラフを見せていただいた。日本は預貯金が5割と投資に消極的であるのに対して、アメリカは小学生で投資の教育を受けることもあり、投資に積極的であることが分かった。
まとめ
学生向けの投資はNISAの積み立て投資。少額から始めることができるため利益は小さいが、その分損失も少ない。
経験としての投資ができることは学生が投資を始めることに背中を押すような考えであろう。
今回取材をして「小さな額で積み立てるのも立派な投資」という言葉が印象に残った。この取材をきっかけに私もNISAを始めてみようと思う。